●アクネ桿菌とにきびの関係

最も一般的なニキビは、医学的には「尋常性挫創(ざそう)」といい白ニキビ、黒ニキビなど毛穴に皮脂やアカが詰まった状態で面皰(めんぽう)と呼ばれます。ニキビ(面皰:めんぽう)とは、皮膚の炎症性の病気で英語でアクネとも言います。
アクネ桿菌とは特別な菌というわけではなく常在菌といわれ私たちの肌にも存在する菌で通常は肌を弱酸性に保つために働く良い細菌です。アクネ桿菌(かんきん)の桿菌とは棒状の形をしている細菌のことで納豆菌・赤痢菌などがあります。この常在菌のアクネ桿菌は毛穴に詰まった過剰な皮脂を栄養とし増殖するために炎症を起こして悪化させ赤にきびの原因となります。
アクネ桿菌は、空気を嫌い脂肪を好むという特徴がありこのため、毛穴が汚れや皮脂でふさがれた状態のニキビの内部は、アクネ桿菌にとって大変住みごこちのよい場所となります。 このアクネ桿菌は非常に感染しやすい菌で、これを完全に退治することは不可能とされています。アクネ桿菌は顔や胸や背中などニキビのできやすいところに多くいるから困ったものです。
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●にきびの重症度

アクネ桿菌は酵素を作り出しこの酵素が毛穴にある皮脂を酸化させ炎症が広がり、膿んできて赤にきびになります。白にきび・黒にきびの初期段階の状態であれば治療のほうも比較的簡単に行うことが可能です。ニキビは「炎症」があるかどうかで治療方法が異なりますので、早めに皮膚科を受診しその状態を把握しましょう。自己流が状態をさらに悪くする場合があります。
ニキビの重症度分類
1度 毛穴に皮脂やアカが詰まった状態。白ニキビ、黒ニキビ。
2度 詰まった毛穴にアクネ桿菌が増殖して炎症を起こした状態。赤ニキビ。
3度 アクネ桿菌の活動が活発になり、化膿した状態。
4度 ニキビが慢性化した状態。

ニキビは生活環境、生活習慣、ストレス、体質が相互に絡み合って発症する皮膚疾患です。重症度によって治療法をこまめに変える必要があるなどその治療法が難しいです。間違った治療法をしないように気をつけましょう。
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